次男、必死に伝える

ある出来事

夕飯の支度ができたので、

子供達に「ご飯できたよ~。おいで~。」と言いました。

でも、やってきたのは、次男だけ。

長男は新たなレゴ制作に没頭中。

 

仕方がないので、次男に

「しんちゃん。おにいちゃんに、ごはんだよ~って言ってきてくれる?」

と、言うと「仕方ないな・・・」と言った感じで、長男のところへ行ってくれました。

しかし、次男、何故かすぐに私のところへ戻って来たのです。

慌てる次男

「おにいちゃん、くろい#$%&¥~?」 (;゚Д゚)タイヘンダ~

私は次男が言う、

「#$%&¥~」

が、何の事だか、わかりませんでした。

しかし、次男、かなり必死。

そこで次男の言葉解読することに。

 

「#$%&¥」の前に、「くろい」と言っていたので、「黒い」ものだったのかな・・・?

でも、長男を見てみると、顔色は普通。

着ている洋服の色も、黒ではありませんでした。

 

長男が、次男が使っていた黒のレゴブロックを、持って行ってしまったのかな・・・?

でも、もしそれだったら、次男が自分で取り返すので違うな~と思いました。

次男が伝えたかったこと

そこで、改めて次男に聞きました。

「おにいちゃんが、くろいの?何が?」

すると、次男、考えた結果・・・

「おにいちゃん、あし、あし」

その答えを聞いて私はピーンときました。

 

実は、長男、その日の学校の授業で、習字をしたのです。

習字といっても、大きな紙に自由に書くことでした。

 

靴下が汚れるといけないと思った先生は、長男に靴下を脱ぐように促したようです。

すると長男、閃きました (ΦДΦ)キュピーン

墨で、足の指の爪と手の指の爪をそれぞれ、塗ったのです!

先生のお話では、完成した自分の手足を見て・・・

大満足 (´∀`*)ス・テ・キ

すぐに洗って落としましたが、やはり爪の間に入ったものは、なかなかとれませんでした。

 

つまり、次男は長男の黒い淵のある爪を見て、

「兄上、いかがいたしましたか~!」(←私の想像です)

と、思い、私に助けを求めてきたんだろうと思います。

 

とりあえず、次男には長男は大丈夫ということだけ伝えておきました。

いつもはジャイアン主義の次男ですが、長男に何かあった場合は、助けてくれます。

意外とお兄ちゃん思いなのでしょうか?

ちょっと嬉しい出来事でした。

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