自閉症の長男と立志式 

2023年の2月。

長男が通う中学校にて、2年生を対象に立志式があるようです。

「立志式」を皆さんはご存じですか?

立志式とは?

立志式とは、子供が数え年で15歳になったことを祝う、主に中学校で開催される式のことです。

式の目的としては、大人になるための自覚を深める、将来への具体的な目標を持たせることが挙げられます。

中学校によっては、名称が異なり「立春式」や「元服式」と呼ばれることもあるようです。

OBの方に聞くと・・・

私が中学生だった頃には「立志式」というのはなかったので、どんな式かイメージができませんでした。

ある日、長男が通う放課後デイサービスの先生に立志式の話をしたら、先生は中学生の頃、立志式をしたとのこと。

実は先生、長男が通う中学校のOBだったのです。世間は狭いですね。

 

式の内容は中学校ごとに異なりますが、先生の話によると・・・

体育館に中学2年生とその保護者が集まり、一人ずつみんなの前で将来に関する決意を発表するということ。

なかなか長男にとって、ハードな行事だなと思いました。

 

長男は立式式に備えて、先生のサポートを受けながら決意表明を書いたそうです。

また、交流学級での音楽の授業で、クラスの子達と立志式で披露する歌を練習しています。

コロナやインフルエンザが只今流行中なので、立志式はどうなるかわかりませんが、機会があれば見に行きたいです。

※その他に、決意表明は先生曰く「ちょっと良い紙」に書くようで、さらに立志式終了後、それを家で飾れるように、技術の時間にそれを入れる額縁のようなものを自分で作ったそうです。

保護者にもある準備が・・・

この立志式ですが、終わった後に先生から生徒へ「ある手紙」が渡されることになっています。

「ある手紙」とは、「両親からの励ましの手紙」でした。

子供達が将来に向けて書いた決意表明に対しての送る手紙ということで、子供には内緒にして、事前に書いて欲しいとのことでした。

便箋2枚。

どんなことを書こうか悩みました。

長男に書いた内容を理解してもらえるかわかりませんが、私と主人の想いを書きました。

励ましの手紙に書いた私達の想い

私達が書いた長男への励ましの手紙です。

※長男の名前は伏せてあります。ご了承いただければ幸いです。

●●(長男の名前)さんへ
立志式おめでとうございます。
あなたが産まれて早14年が経ちました。

先日、お父さんと2人で、●●さんが産まれてから今に至るまでの写真やビデオを見返していました。

本当に月日が経つのは早いものですね。

小さい頃のあなたは、今よりも自分の気持ちを伝えることができなくて、お父さんとお母さんは、いつもあなたのことを考えて生活していました。
それがまるで、昨日のことのように感じられます。

あなたは手のかかるやんちゃな子供でしたから、常に事故や怪我をしないか、病気をしていないかなど、毎日心配していたのですが、今日まで元気に育ってくれて何よりです。

これまで、●●さんはいろんな経験をしてたと思います。その中には、楽しいだけでなく、辛い経験もあったと思います。
だけど、その時々で、自分なりに頑張って今まで乗り越えてきてくれました。

お父さんとお母さんは、あなたのことを誇りに思います。

きっと、これから大人になっていく中では、辛いことや1人でできないような難しいことも多くなっていくことでしょう。

そんな時は、1人で抱え込まないで誰かを頼ってください。
そして、助けてもらえたときは、必ず「ありがとうございます」と、感謝の言葉を伝えるようにしてください。

あなたの名前にある「●●」は、「相手に対して思いやりの心、優しい心を持って欲しい」という願いからつけたのですよ。

小さい頃は、いつも私達といつも一緒にいて、できる事もとても少なかったけれど、それから、少しずつできることも増えてきて、今では社会と繋がって、いろいろな方と交流などもできていることと思います。

お父さんとお母さんは、これからも●●さんの可能性は、もっともっと広がっていくことと信じています。

改めて、14歳の立志式を迎えることができたことを、お祝いします。

2023年は長男にとって大事な年

2023年の4月で、長男は中学3年生になります。

先日、両親・特別支援学級の担任の先生方・相談支援専門員さん・放課後デイサービスの管理者さんで会議がありました。

この会議は、長男が中学校に入学してから、毎年2~3回、長男の学校生活などについて話し合われています。

担任の先生からは、長男の学校生活(学習・交流学級・行事・部活など)などから、長男の良いところの他に、良くないところも報告されます。

それを基に、家ではこんなふうに対処しているとか、相談支援専門員さんたちから、こんなアプローチならどうか?などを話し合って、情報共有をしています。

 

今回の会議の中で、私と主人から高校進学について、私達の想いを先生方にお伝えしました。

先生方は、私達の話を理解して頂いたようで、とりあえずホッとしました。

※この会議については、次回のブログにてお話しさせて頂きます。

今年は長男の進学先を決める年です。

長男が中学校進学を決めるときもいろいろありましたが、今回もおそらくいろいろあるでしょう。

でも、長男にとって良い進学先となるように、気合を入れてサポートしていきたいと思います。

高校進学について、このブログで綴っていこうと思いますので、温かく見守って頂けると幸いです。

Amazonで販売中!(Kindle Unlimitedで無料)


2児の自閉症児を育ててわかった、子育てに必要な7つのステップ
この本の中には、これまで私達が体験してきたいろいろなエピソードを基に、私達が感じた不安や、不安を感じつつも、やってきて良かったと思ったこと、そして、自閉症の子供を健やかに育てるために、幼児期から気を付ける7つのことが書かれています。
かつての私達と同じように、将来に対する不安を抱えているお母さんや、お子さんに診断が出て戸惑っているお母さん、不安になっているお母さん達の心の負担がきっと軽くなるでしょう。

コメントを残す