子どもの気持ちがわかってくる!そのために必要なスキルとは?

我が家の長男は、幼児期、全く発語はありませんでした。

そのため、

何が好きなのか?

何が嫌なのか?

長男の好みが、よくわかりませんでした。

子どもの事がわからないという不安

長男が幼児期の頃。

私が唯一、長男のことでわかっていたことは、

「チョコレートが好き」ぐらいでした。

そのため、療育の際の「ご褒美」を、よくアポロチョコにしていました。

 

でも、他の事は何が好きなのか、全くわかりませんでした。

どんなキャラクターが好きなのか?

どんな色が好きなのか?

この間行った動物園は好きなのか?

 

自閉症児である長男にも、「自分の意思」があると私は思っていました。

しかし、当時は、誕生日におもちゃを買ってあげるとき、長男は選ぶことができませんでした。

そのため、いつも親が選んであげていたのですが、

「本当に長男は、これが欲しいのかな・・・?喜んでいるのかな?」

と、不安に思っていました。

案の定、そのおもちゃは、好みなかったようで、すぐに飽きられてしまいました。

 

そこで、長男が自分の意思を表示できる練習を、始めたのです。

「選択する」スキルの獲得

簡単にできる自分の意思表現は、「選択する」ことだと思いました。

そこで、最初は簡単に「二者択一」から始めました

現物で練習

練習は、おやつの時間にしました。

そして、わかりやすく現物で練習します。

 

長男の前に2つのものを提示します。

例えば、右手に大好きなチョコレート、左手に絶対に食べないプチトマト。

そして、「チョコレート、プチトマト、どっち?」と聞きます。

そして、長男が手を出して選んだ方を渡します。

最初は、確実に選ぶもの・選ばないものを使うとわかり易いと思います。

 

次は、選択するのに迷いそうなものを提示します。

例えば、右手にチョコレート、左手にソフトせんべい。

子供が選んだのを確認して、もう1つはしまってください。

その時、子供が泣いたり、何か言ったときは、もう1度提示してください。

 

必ずどちらか1つを選択させるように、気をつけましょう。

また、例えば、毎回右手がチョコではなく、たまに左手にするなど、

ワンパターンにならないようにも気をつけてください。

「〇(ピンポン)」・「×(ブッブー)」で練習

現物での選択に慣れてきたら、今度はマル・バツを使います。

絵カードで作ってもいいですし、手軽に紙に書いたものでもいいです。

 

そして、これも最初は、結果が明らかなものから始めてください。

我が家の場合ですと、

「たかいたかい、したいですか?ピンポン?ブッブー?」

長男が「ピンポン」を選ぶと、必ずたかいたかいをしていました。

 

言葉が出てくるようになった時は、絵カードは不要になってきます。

お子さんが選択することの意味がわかるまでは、スモールステップでサポートしてください。

普段の生活の中で活用できる

幼児期の頃から、選択する練習をしていた長男。

今では、こんな場面で役に立っています。

買い物

洋服などを買うときは、2~3着を本人の前に提示して、選んでもらっています。

長男は、シンプルな服が好きなんだなと、わかるようになりました。

 

スーパーでは、好きなお菓子を選ぶのは、もちろんですが、

嫌いなもやしを私が購入する時は、「いりません」と阻止しようとします(笑)

※この場合は、「パパのお弁当に使います」と言うと納得してくれます。

病気

風邪をひいた時に、どうしたらいいのかが、毎回大変でした。

はっきりわかるのは、体温計で表示される数値だけ。

 

でも、「暑い?寒い?」と聞くと、「・・・さむい」と答えてくれたり、

体の状態を、伝えられるようになってきています。

練習としては、体の状態が書いてある絵カードを使う方法があります。

自閉症児にとって大切なこと

あなたは、自閉症児にとって、何が辛いと思いますか?

それは、

「やらない」という拒否を、相手に伝えることができない

ことです。

 

拒否ができない・伝えられないがために、嫌でもやらなくてはいけない。

そんな状況は、本人にとって辛いですよね?

そのストレスで、自傷をしてしまうお子さんも、いらっしゃるようです。

もちろん、嫌でもやらないといけない状況もあります。

でも、周囲の人が本人の心のうちを知っているか、知らないかでは大きく違います。

 

「選択できる」ことは、お子さんにとって過ごしやすくなるための手段です。

また、あなたがお子さんに対して、どうすればいいのか?などが、わかる手段にもなるのです。

まとめ

お子さんの意思を知る手段として、お子さんに選択してもらう方法があります。

練習は、結果が明らかにわかる物で、二者択一から始めてみてください。

現物がない場合は、絵カードでも大丈夫です。

 

お子さんが、「選択する」ことがわかってきたら、

日常生活の中にどんどん、取り入れてください。

特に、体の状態を教えてもらう方法は、いざという時に役に立つと思います。

 

自分の気持ちをわかってもらえるのは、お子さんにとって、とても嬉しいことです。

また、あなたにとっても、お子さんの気持ちがわかってくると、

お子さんとの生活が、とても過ごしやすくなってくると思います。

よろしければ、参考にしてみてください。

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