飛行機の中ではそれほど騒いだり、パニックになったりすることなく過ごすことができました。
次は、いよいよグアムへの入国審査です。
そして、入国審査を通過したら、次はタクシーでホテルに向かいます。
グアム入国審査
飛行機から降りて、コンコースを歩いていくと、グアム入国審査場に到着します。
そこでは、入国手続きで並ぶ場所が、3ヶ所に分かれています。
- ESTA未取得
- ESTA取得済(アメリカ初入国)
- ESTA取得済(アメリカ入国2回目以降)
入国審査のところに行くと、現地の係員さんが立っていて、並ぶところを誘導していました。
グアムは、ESTAが必須ではありませんが、推奨をしています。
事前に調べたところ、ESTAを取得しておくことで、出入国カードの記入が免除され、通常の入国審査よりも審査が簡略化されることがわかりました。
そのため、予め自分達でESTAを取得しておきました。
「これで、あまり並ばずに入国できる!」
と、私は安心していました。
実際の様子
しかし、実際に行ってみると、ESTA未取得(出入国カード必須)のレーンも、ESTA取得レーンも両方混み合っていました。
ただ、この2つのレーンの間にある8機のAPC(自動入国審査端末)が搭載されている「キオスク」だけは、空いていました。
この「キオスク」は、ESTAが導入された2008年以降に、アメリカ本土(ハワイ・グアムを含む)に入国したことがある人が、利用できます。
私達は、今回初めての入国でしたから、キオスクの利用はできませんでした。
仕方なくESTA取得レーンに並ぶことに・・・。
もし混雑していた場合、小さなお子さんは、ここで列に並ぶ前にトイレを済ませておきましょう。
場所は、この入国審査場の、審査官のいる方を正面に向いて、右手奥にトイレがあります(※上にある図を参考にしてください)
そして並ぶこと約20分。
ようやく私達の番がきて、家族全員で入国審査官のいるブースへ行きました。
まず、子供達のパスポート照合から始まりました。
入国審査官がパスポートに書かれた名前を読み上げ、パスポートの写真と子供の顔を確認していました。
その後は、「How long are you going to stay?」を聞かれたので、「5days」と返答。
次に、両親のパスポート照会と、指紋採取と写真撮影がありました。
指紋採取は、片手ずつ行い、両手採取します。
まずは、親指以外の指紋。
次に、親指だけの指紋をとりました。
入国審査官の方が「ミギテー 4ホン」「ミギテー オヤユビ」「ヒダリテー 4ホン」「ヒダリテー オヤユビ」と丁寧に言ってくれたので、分かり易かったです。
次に、備え付けのカメラで、顔写真を撮影されて終了です。
パスポートに入国のスタンプが押され、無事入国審査を通ることできました。
この指紋と写真撮影は、14歳から必要になります。
そのため、我が家の子供達は、特に何もしなくてOKでした。
入国審査の列に並び、通過するまでは約30分ぐらいかかったと思います。
思いのほか、予想していたよりも長い時間かかりました。
でも、ESTA未取得のレーンよりは、早く入国できたのではないかと思います。
子供達の様子
子供達ですが、入国審査を出た頃には、少し疲れた様子でした。
それもそのはず、待っている間はずっと立ったままです。
我が家の場合、長男よりも次男の方が、待つのが苦手です。
そのため・・・
「まだ~?つかれた~。」
と言って、退屈そうにし、座り込みしそうなときもありましたが、何とか頑張ってくれました。
お子さんが待つのが苦手な場合は、待ち時間対策(ipadやゲーム、興味があるもの)が必要だと思います。
入国審査の様子は以上ですが、私達が入国した2018年1月時点での様子です。
レーンの配置等はその時点で変わっている場合がありますので、ご了承ください。
手荷物受取所・税関検査
入国審査が終わると、次に1階へ機内に預けた荷物を取りに行きます。
エスカレーターで1階に下りると、乗ってきた飛行機の便とレーンナンバーが電光掲示板に表示されています。
荷物が出てくるレーンは4か所ありますから、確認して取りにいきます。
電光掲示板で確認もできますが、係員さんも誘導しています。
私達は係員さんに、
「チャイナエアライン?」
と聞かれたので、
「ユナイテッド!」
と答えるとレーンナンバーを教えてくれました。
手荷物受取所にて、自分たちの荷物をピックアップしたあとは、同じ1階フロアにある税関検査に行きます。
ここで、予め機内で記入した「税関検疫申告書」を提出します。
私達は申告するものはなかったので、すぐに通過することができました。
グアム到着ロビー
税関検査を通過すると、到着ロビーに出ます。
到着ロビーには、旅行会社の現地係員やホテル送迎スタッフが、ボードを持って待っています。
また、到着ロビーに出て正面には、旅行会社やレンタカーのカウンターがありました。
また到着出口は2ヵ所あります。
ロビーに出て右側が東到着口(East Arrivals)、左側が西到着口(West Arrivals)です。
東到着口には、各旅行会社が手配しているバス、もしくはホテル送迎のバスが駐車してあります。
西到着口には、タクシー乗り場があります。
また、空港の外で唯一喫煙できるのは、西到着口を出たところだけです。
赤いバスの乗車券購入
私達は、ホテルについた後、すぐにマイクロネシア・モールに向かう予定のため、空港で赤いバスの乗車券を購入しました。
購入場所は、到着ロビーに出て正面にある旅行会社のカウンターで、上の看板にバスの絵が描いてあるところでした。
パパが購入してくれたのですが、カウンターにいた女性にお願いしたところ、日本語が通じたようで、簡単に購入できました。
もし、購入するのが後でもいい場合は、空港以外にグアムプレミア・アウトレット内、Tギャラリアby DFS内、マクロネシア・モール内、主要ホテルにあるツアーデスクでも購入可能です。
乗車券は、主に以下の種類があります(※6歳未満は乗車無料)
- 1回乗車券:$4
- 乗り放題期間1日間:$12、2日間:$15、5日間:$25
- 6~11歳の子供向け乗り放題券:$16 ※有効期限は大人同伴者の有効期限に準じます。
ちなみに、子供は大人同伴での利用で、子供のみでの乗車はできません。
MIKIタクシーに乗車
私達は、空港からホテルまでは、MIKIタクシーを利用しました。
MIKIタクシーは、西到着口(West Arrivals)に出るとすぐわかります。
黄色のポロシャツを着たスタッフが、「ミキ~、ミキ~」と言っているので、スタッフに声を掛けて、宿泊するホテルを伝えてください。
ただ、この西到着口は、他のタクシー会社もいるようです。
中にはちょっと胡散臭そうな人もいるので、そんな人が寄ってきた場合は、はっきり「ミキ」と言って断ってください。
MIKIタクシーの場合、空港からホテルまでの料金は定額で決まっています。
私達が今回宿泊したハイアット・リージェンシー・グアムまでだと、$20です。
今回は、スーツケースが3つで、乗車人数が4人ということもあり、車はバンタイプで$25でした。
ちなみに、スーツケース1つにつき$1加算されるので、合計$28となります。
空港からハイアットまでは、タクシーで約10分ぐらいです。
ホテルに到着すると、ドライバーさんが荷物を降ろしてくれて、料金の支払いになります。
料金は、$28でしたが、私達は$30を現金で渡し、「Keep your change.」(おつりは取っておいてください)と言いました。
正直チップに慣れていないので、感覚がイマイチ分からなかったです・・・。
タクシーはバンタイプということもあって中は広く、エアコンも効いていて、快適でした。
ただ、グアムの人って結構スピード出すんだなぁ・・・と内心思っていました。
さて、ホテルに無事に到着し、チェックインもできました。
次は、宿泊したハイアット・リージェンシー・グアムをリポートします。
私達は、国内での旅行は何回かありましたが、初の海外旅行ということで不安がありました。
でも、子供たちの楽しげな様子を見ていると、連れて行ってよかったと思います。
その様子をダイジェストでまとめた映像がありますので、よろしければご覧ください。
また、この他にも空港や飛行機の中での子供達の様子、搭乗にあたっての注意点や、現地のホテルやお店の様子などを、映像でまとめました。
この映像は、私達と同じように、自閉症のお子さんをお持ちのご家族にとって、参考になればと思い制作しています。
そのため、通常では全てカットするような機内の様子なども、できるだけお伝えできるように編集してあります。
また、私達のプライベートな部分も多いため、不特定多数の人には公開をしていません。
読者登録された方のみ、無料でご覧いただけるようになっておりますので、よろしければご覧下さい。
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