「鬼滅の刃」、すごく流行っていますね。
我が家の子供達も、ハマっております。
今回は、好きなものが、子供達にどんな影響があったかを、「鬼滅の刃」を通してお話しさせ頂きます。
目次
初めてアニメを見たとき・・・
「鬼滅の刃」ですが、きっかけとなったのは、次男でした。
次男のクラスメイトの男の子がハマっていたため、次男に「鬼滅の刃」について熱く語ってくれたようです(笑)
彼の熱弁を聞いた次男、興味をもったため「鬼滅の刃、見たい!」と私に言ってきました。
さっそく、TSUTAYAにてDVDをレンタルし、見ることになったのですが、映像を見て私はビックリしました。
衝撃的な内容のアニメ
「鬼滅の刃」をご存じの方なら、お分かりだと思いますが、1話目から話が怖い。
そして、話が進むにつれて、鬼が人を食べていたり、首がふっとんだり、描写が怖すぎでした。
私は内心、「えー、これ見せていいのかな?大丈夫?」と心配していました。
我が家では子供達に映画やアニメを見せるとき、気をつけていることがあります。
- 今の子供達の年齢で、見せてもいいかどうか決めること。
- ホラーものなど、子供達が苦手な怖い内容や、気持ち悪い内容は見せないこと。
ただ、今回は次男のクラスの子が見ているなら大丈夫かなと思い、内容までチェックをしなかったので、アニメの衝撃的なシーンを見たとき、「見せない方が良かったかも・・・」と、私は後悔しました。
子供達の反応は?
TSUTAYAで借りてきたDVDを見て、子供達の反応は・・・
意外にも好評でした。
次男は、段ボールにて自作の刀を何本も作り、鬼滅の刃にハマっているの子達と遊びたいから、通っている放課後デイサービスに持って行ったり、家でも技の練習をよくしていました。
長男は、本来怖い内容は苦手なのですが、これも意外でハマったようで、借りてきたDVDを繰り返しみたり、次男が作った刀で一緒に鬼滅ごっこ(チャンバラごっこ)をしていました。
これは私の推測ですが、鬼滅の刃の内容が怖くないというわけではないのですが、登場する主人公が魅力的だったり、話のストーリーに共感できるものがあったから、好きになったのかなと思います。
鬼滅の刃のアニメを見せても、子供達が夜眠れなかったりなど悪い影響が特になかったので、アマゾンのプライムビデオにて続きを見させてあげると、とても嬉しそうに兄弟仲よく一緒に見ていました。
ただ、この鬼滅の刃ですが、私の想像を超える出来事があったのです。
思いがけない「鬼滅の刃」効果
自分から言わない長男が・・・
鬼滅の刃にハマっていった子供達に、映画公開の朗報が届きました。
が、我が家では行かないことにしていました。
映画の内容は、コミックをチェックしていたので、わかっていたのですが、それを大画面・大音量の映画館で観るのはどうかと心配したからです。
いつもは、子供達が行きたそうな映画だったら、私の方から話をしたり、予告編を見せてあげていましたが、今回の鬼滅の刃の映画に関しては、何もしませんでした。
すると、ある日長男から、
「お母さん、鬼滅の映画、行きたい」
と、珍しく自分の意思を私に伝えてきたのです。
鬼滅の刃の映画のことは、おそらくCMで見たのかもしれません。
普段、自分から行動するのが苦手な長男からのお願い事。
悩みましたが、主人も長男の気持ちを尊重してあげたいとのことだったので、行くことを決めました。
その次の週に行くことを子供達に伝えると、とても嬉しそうでした。
ただ、驚いた出来事はこれだけでは、なかったのです。
自分から動かない長男が・・・
映画に行く前日の夜。
私は子供達に、次の日のことを簡潔に伝えました。
- 映画は、朝8時から始まるのに行く。
- 間に合わせるために、朝6時には起きて欲しい。
そして、「お母さんは朝が弱いから、もしお母さんが起きてなかったら、起してね」も伝えました。
映画当日。
6時に私のスマホのアラームが鳴り、私はぼんやりしていましたが、長男は起きたようでした。
私はまだ時間に余裕があるかなと思い、2度寝になりそうだったとき、長男が私の体を揺らしながら、
「お母さん、6時だよ。起きてください。」
と、言ったのです!
長男の発語に私はビックリして、目が覚めました。
昨日、私が伝えたことをきちんと守ったんだなぁ・・・と嬉しかったです。
映画は朝8時にも関わらず、大勢の人でしたが、通いなれている映画館だったのと、座席をなるべく空いているところにしたので、子供達は最後まで落ち着いて観ることができました。
映画は映像・音響とも迫力がありましたが、夢中で観ている子供達をみて、連れてきてよかったなと思いました。
鬼滅の刃ですが、長男だけでなく次男にもこんな影響がありました。
いつもはイライラしてしまう次男が・・・
我が家の次男は、負けず嫌いな性格です。
小さい頃から負けしまうことが嫌で、現在でも対戦ゲームをしているとき、負けてしまうとイライラするときがあります。
ある日のこと。
宿題と自宅での課題を終わらせた次男は、その日はSwitchにて「スプラトゥーン2」で、オンライン対戦をしていました。
決めた時間が過ぎてもゲームを続けていた次男に、私は時間になったことを伝えました。
でも、どうやら次男のチームが負けそうな感じだったので、「負けて終わりとなると、イラつくだろうな・・・」と私はそう思ったのです。
勝負の結果、次男のチームは負け、そしてゲーム終了。
すると、次男が、
「我慢だ!炭治郎のように、我慢をするんだ!!」
と言い、イライラすることなく、ゲームを終了してくれたのです。
アニメで鬼滅の刃の主人公:竈戸炭治郎が言っていた「我慢」とちょっと意味合いが違うのですが、次男なりに勝負に負けてイライラするのを我慢したようです。
そして、私に「イライラしてないよ。俺ってすごい?」と自慢してきたので、たくさん褒めました。
それからは、イライラの回数も減っていき、今のところ、ゲームに負けても落ち着いています。
好きなものの影響力は、すごいなぁと実感しました。
好きなこと=良い影響になる?
子供達が好きな鬼滅の刃を通して、嬉しい出来ことがありましたが、全て良い影響になるわけではなかったです。
例えば、我が家は鬼滅の刃のアニメを録画してあるのですが、長男が同じ話を繰り返し見ているときがあったり、次男が算数の宿題で苦戦し、イライラしているときに、「炭治郎みたいに呼吸を整えれば、落ち着いてできるよ」と伝えると、「やめてよ!」と嫌がられたことがありました。
いくら好きなものでも、同じことを繰り返すことや、何でも結び付けてはいけないと、反省しましたね。
ただ、子供が好きなものは、コミュニケーションを培ったり、共感を育むのに役に立つと思いました。
- キャラクターの中で誰が一番好きなのか聞いたり、聞いてもらう。
- 技の型の名前をこちらから言い、子供にやってもらいならが、一緒にして遊ぶ。(私:「水の呼吸弐ノ型!」、次男:「水車!」)
- アニメを見ているとき、子供から「お母さん、来て!来て!」誘われたら、しばらく一緒に見る。
- 炭治郎が鬼をやっつけて、子供達が「やったね!」と言ってきたとき、「やったね」と一緒に喜ぶ。
また、子供が好きなもので、休日などの余暇の過ごし方の幅を広げることができるし、そこから、学べることも増えます。
- コミックを買いに、本屋まで歩く(交通ルール・お金の使い方)
- 映画を観るのに、バスに乗る(バスの乗り方・映画チケットの買い方)
- DVDを見る(親にお願いをする、もしくはDVDデッキの操作方法)
- イラストを描く(鉛筆の握り方など)
ただ、お子さんの得意不得意があるので、そこはお子さんの様子を見ながら、サポートをしてあげてくださいね。
学べたことから、また新しい興味に繋がることがあります。
お子さんの興味や余暇の過ごし方を広げていくことで、毎日がさらに充実していくでしょう。
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