突然の電話、そして・・・
特別支援学校の面談の3日前。
教育委員会から1本の電話がかかってきました。
教育委員会による進学判定結果一時保留と再検討でした。
つまり、次男の進学先を一時保留にし、もう一度協議する必要性が出てきたのです。
私達が住んでいる地域の場合ですが、特別支援学級の管轄は「市」で、特別支援学校の管轄は、「県」です。
「市」から「県」の方へ、「市」の教育委員会が協議した結果、次男は「特別支援学校」が相当なので、「県」の方でお願いしますと依頼します。
すると「県」の方でも、おそらく次男は「特別支援学校」が相当なのか?と協議されたようです。
その結果、次の理由で「県」の方では、次男は「特別支援学校」が相当ではないと判断されたようです。
①発達検査結果
昔からの検査結果を見ると、今まで少しずつ数値が上がってきているのに、ここにきて急落しているのと、
次男の特性や行動を見ると、今回の低い検査結果は、検査結果としては参考となるのか疑わしいとのこと。
②次男の可能性
確かに次男は、落ち着きがないが、それは新しい場所・人だからという可能性がある。
就学相談会の両親との面談の中でも、転園した保育園では、約3ヶ月ぐらいで保育園に馴染み、落ち着いたという報告もあり、
特別支援学級で、勉強をする環境をきちんとすれば、本来の力量が発揮されるのでは?ということ。
③両親の理解度
長男が、特別支援学校に通っているということで、特別支援学校の内情をきちんと理解した上で、特別支援学級を切望している、ということ。
相当ではないと「県」による判断が出たので、次男の件は「県」から「市」へ差し戻され、
なおかつ進学先を再検討せよということになり、3日後に行く、特別支援学校の面談は取りやめになりました。
また、再検討をするにあたり、結果が出るのはおそらく、9月中旬になるでしょう。と、言われました。
判定が覆されるとは思っていなかったので、ビックリしました。
あと、教育委員会の担当の方が、ここだけの話ですが「再検討」と出たのであれば、おそらく「特別支援学級」になると思いますよ、と言っていました。
そして、9月中旬頃、教育委員会の担当の方から電話がありました。
特別支援学級が相当と判定が出ました。
この瞬間、次男の進学先がA小学校の特別支援学級と決まったのです。
二転三転しましたが、ようやく決定して私もパパも安心しました。
まとめ
この小学校進学決定の際に思ったことをまとめました。
昔からの発達検査結果をとっておくこと
進学先を協議する方によって、捉え方が二転三転する結果になりましたが、最終的には、これが次男の進学先を決定付けるものになったと思います。
就学相談会があったとき、万が一発達検査結果が悪い場合を想定して、今までの次男の発達検査結果をコピーして持参しておきました。
原本でも良かったのですが、就学相談会の会場にコピー機があるかどうか不明だったのと、あらかじめコピーをしておけば、すぐに教育支援委員の方に渡せると思ったからです。
もし、発達検査結果をお持ちでしたら、用意されてはいかがでしょうか?
両親の考えをまとめておくこと、またその時に気をつけること
就学相談会の両親への面談ですが、時間にして約45分でした。
長いように思いますが、あっという間に終わってしまいます。
それに、我が家の場合ですが、パパもこの日に来てくれたので、父母両方の意見を聞かれました。
私とパパの意見は、一致しているので問題はありませんが、もしお子さんの進学先で双方の意見が違うときは、やはり互いに納得するまで話し合うことだと思います。
ただ、このとき気をつけて欲しいのは、あくまで「お子さんのことを第一に考える」のが大事です。
また、後日ブログに書こうと思いますが、長男の進学の際、やはり特別支援学級に何とか入れないものか?と思いました。
判定では「特別支援学校が相当」とでましたが、ここで私達が「特別支援学級」を希望とし、そこへ入学させることは可能でした。
しかし、本当にそれが長男にとって、良い事なのか?
それを、パパとよく話し合いました。
そして、長男の今後のことを思い、やはり「特別支援学校」に進学することを決めたのです。
今になってみると、あの判断は間違いなかったと思います。
次男が特別支援学級に通いだして、まだ1ヶ月も経っておりませんが、楽しく過ごしています。
ただ、この先はどうなるかは、わかりません。
しかし、子供のことを第一と考えて、これから行動していくのみだと思います。
次男の小学校決定の道~前・中・後編を長々と読んでいただき、ありがとうございました。
もし何か聞きたいことがあれば、気軽に相談してください。
お待ちしております。
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