子どもに自信を持って欲しい!どうしたらいいの?

あなたは「自己肯定感」という言葉を、聞いたことはありますか?

自閉症児にとって、自己肯定感を高めることは大切です。

では、どうして大切でしょうか?

自分を大切にしないと・・・

自己肯定感があると、自分に自信が持てたり、自分を大切にできます。

しかし、不適切な行動や、危険な行動以外に、頻繁に注意や怒られる事が多いと、

次第に、子ども達は「自分はだめなんだ・・・」と思い込んでしまいます。

それにより、自己肯定感が低くなってしまうのです。

 

また、自己肯定感が低いと、2次障害に繋がりやすくなると言われています。

2次障害としては、うつ病・パニック障害・強迫性障害があります。

そして、ADHDのお子さんに多いのは、キレやすくなったり、反抗挑戦性障害に移りやすくなるそうです。

 

では、子どもの自己肯定感を高めるには、どうしたらいいでしょうか?

自己肯定感を高めるには?

自己肯定感を高めるには、何か特別な訓練や、特別な出来事が必要ではありません。

もちろん、そういったことも大切ですが、「気軽に・長期的」にできることがいいですよね。

 

「気軽に・長期的」にできることって、何だと思いますか?

それは、「お手伝い」です。

どうして、「お手伝い」?

お手伝いは、簡単なことだったら、お子さんが小さな頃からでも始められます。

例えば、新聞をとってくる・ゴミをゴミ箱に捨てる、等

このお手伝いによって、親に感謝される・褒められるという経験が積むことができ、

自己肯定感を高めることができるのです。

 

また、「お手伝い」は、子供達の将来の自立につながります。

お子さんができる事を、少しずつ増やして、将来に繋げていきましょう。

子供が自立する為に今からできること

子どもを段階的に褒める

あなたは、お子さんにお手伝いを頼んだ後、いつ褒めますか?

殆どの方は、お手伝いが終わった後だと思います。

新聞をとってくるなどの簡単なお手伝いだったら、それでいいと思いますが、

例えば、洗濯物をたたむ場合だったらどうでしょうか?

 

洗濯物は、タオル・服・靴下によって、たたみ方があると思います。

また、その日によって洗濯物の量も違いますよね。

簡単なお手伝いとは違って、ある程度の根気が必要です。

 

お子さんによっては、洗濯物をたたんでいる途中で、

やる気をなくしたり、他の事に気をとられてしまうかもしれません。

そんな時、親から「がんばってるね。じょうずにできてるよ。」と言われると、

お子さんは、嬉しくなったり、頑張ろうという気になってくると思います。

 

お手伝いが終わった後に、お子さんを褒めることはもちろん大切ですが、

お手伝いの途中でも、お子さんがやる気になる声掛けは大事です。

子どもを勇気付ける

お手伝いは、最初からうまくできる子どもはいません。

そのため、最初の頃はお子さんと一緒になって取り組んでみてください。

 

洗濯物をたたむお手伝いだったら、どうたたむのかを親が実演しながら、お子さんに教えてあげてください。

そして、一人でできるようになってきたら、お子さんに任せてみてください。

ただ、お子さんは、上手くできなかったら、泣いたり、癇癪を起こしてしまうかもしれません。

 

我が家の長男も小さい頃、タオルをたたむのをやってもらいました。

でも、イライラして癇癪を起こし、泣いてしまうことに・・・。

どうやら、タオルを半分に折る時、角がきちんと合っていないことが嫌だったようです。

 

お手伝いがうまくできないと、お子さんによっては、イライラしたり、癇癪を起こしてしまうかもしれません。

でも、お子さんのイライラの感情に対して、親が感情的にならないように気をつけてください。

怒ったり、お手伝いを中断されてしまうと、お子さんは「自分はだめなんだ」と傷ついてしまいます。

 

お子さんができないことにイライラしても、

「ここまで、頑張ってできたね。ありがとう。あと、少しだよ」

と、お子さんを勇気付ける言葉をかけてあげて下さい。

 

もし、お子さんがパニックになったときは、お子さんが落ち着くまで、見守ってあげてください。

そして、落ち着いた頃に、一緒に続きをやるなど、フォローをお願いします。

 

また、お子さんがイライラしたり、パニックを起こした時、

何がうまくいかなかったのか?など、お子さんの苦手分野を把握するチャンスと思ってください。

キチンとたためないのが、お子さんにとって嫌だったら、「ほどほど」を教えるチャンスだし、

手順がわからない場合だったら、手順書をつくってみたり・・・。

 

「お手伝い」によって、お子さんが苦手分野を、克服するチャンスです。

この苦手分野を克服すると、さらに自分に自信がつきやすくなると思います。

親が気をつけること

頼んだことは、子どもに最後まで任せてみる

子どものお手伝いに関して、「正直言うと、自分がやったほうが早い」と思う方が多いと思います。

私も時間がなかったり、忙しかったりすると、そんな風に思うことがあります。

 

子供達も、お手伝いを任されたのに、

「まだ、できていないの?早くして!」

「もういいよ。あとはお母さんがするから・・・」

とか言われると、ガッカリしますよね。

また、親がしてしまうことで、お子さんは「自分がする」という責任感が持てなくなります。

 

時間がかかりそうだったら、どうして時間がかかるのか?を考えてみてみましょう。

  • 次にやることがわからない
  • テレビに気を取られてしまう
  • 実は、疲れている ・・・など

時間がかかるのは、このような原因があるかもしれません。

 

お子さんのお手伝いが、なかなか進まない場合は、

怒ったり、急かしたりするのではなく、お子さんの様子をみて、サポートしてあげてください。

100点中70点ぐらいでも、良しとする

我が家の子供達は、お手伝いをしてくれますが、

今のところ・・・

洗濯物をたたむ・しまう→服がうらがえしのまま・違うところにしまっている

お風呂掃除→ザラザラな面がところどころある・洗剤をつかいすぎる

まだまだ、できていないところが多いです。

 

子供達にお手伝いを頼むと、うまくできていないことに対して、

もう少しこうしてくれたらなぁ・・・と、思ってしまいます。

でも、子供達のできていないことを探したりするのではなく、

できているところに目を向けないといけないと思い直しました。

 

誰でも、頑張ったことに対して、

「もっとこうして欲しかったのに・・・」

「ちゃんと、できていないよ!」

と言われると、次も頑張ろう!とは、思わないですよね。

 

それよりも、

「ありがとう。次は、〇〇〇(改善して欲しいこと)してくれたら、嬉しいな~」

と、感謝されたり、労われると、次も頑張ろうと思うし、

指摘されたことも、素直に受け取りやすいですよね。

 

そのため、100点中70点ぐらいの出来なら、良しと思いましょう。

お手伝いは、何度も経験を積んでいくと、次第に上手くいきます。

そして、お手伝いは、子供達の将来の自立に繋がります。

お子さんが、お手伝いを継続できるように、長い目で見守ってあげてください。

まとめ

子どもにとって、自分に自信を持ったり、自分を大切にする「自己肯定感」は、大切です。

この自己肯定感が低いと、うつ病やキレやすくなるという、2次障害がでる可能性があります。

 

自己肯定感は、「お手伝い」という身近なことから育てることができます。

ただ、子どものお手伝いが、なかなか進まなかったり、うまくできてなかったりするときがあります。

そんな時は、急かしたり、親が代わりにすることは、してはいけません。

お子さんの力を信じて、最後までできるように見守ったり、サポートをしてあげてください。

 

また、お手伝いは、子供達の将来の自立に繋がるものです。

まずは、お子さんが自分でできる事を増やし、自信をつけさせてください。

そして、苦手な事が克服できれば、お子さんの自己肯定感は、さらに高くなるでしょう。

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