子どものこだわりに疲れる・・・。どうしたらいいの?

ドアが開くと、自分が必ず閉める。

絵本を読むと、毎回必ず同じ場面で、同じことを言わせる。

スーパーに買い物に行くと、子供用カートに必ず乗る。

これは、実際にあった我が家の長男の「こだわり」の一部です。

 

あなたのお子さんにも、該当するところはありませんか?

毎回毎回、子供のこだわりに付き合っていくと、親は疲弊してしまいます。

でも、それと同じように、子供も辛いかもしれません。

親子が「こだわり」に縛られる

自閉症の子供の中には、自分の中でルールを作ります。

どのタイミングで作られるのか?

どんなルールを作るのか?

これは、本当に子供によりけりです。

そのため、あらかじめ前もって対策を打つことは困難です。

 

また、子供はマイルールを作ると、確実にそれを守ります。

急激な変化に弱い自閉症児は、そのルールを確実に守ることで、安心感を得られるのだと考えられています。

 

そのため、そのルールが違っていたり、守れなかった場合、子供はパニックを起こしてしまうのです。

パニックが起きた場合、もう一度同じことをしないと、子供のパニックが収まらないかもしれません。

 

お母さんに余裕があったり、時間があればいいのですが、毎日そういうわけにもいきませんよね?

お母さんが疲れていたり、時間に余裕がないときもあります。

そんな時に、子供のマイルールがあると、お母さんはイライラしたり、疲れ果ててしまいます。

お子さんも、ルールが守れないことに、不安になってパニックや癇癪を起こしてしまいます。

お互いに辛いですよね。

では、どうしたらいいでしょうか?

こだわりの対処法

我が家の場合、子供のこだわりについて、2通りの方法で対処しました。

また対処法は、子供が混乱しないよう、家族間で統一していました。

子供のルールに合わせない時を作る

例えば、「ドアが開くと、必ず自分が閉める」ルールの場合。

長男以外の人物がドアを開けると、長男は毎回猛ダッシュして、ドアを閉めていました。

 

長男以外の人物がドアを閉めてしまうと、必ず長男はパニックを起こし、泣いたり、癇癪を起こしたり・・・。

そのため、長男にドアを一回開けさせて、長男にドアを閉めさせることで、解決していました。

 

しかし、毎回これでは、この「こだわり」せいで、お互いに疲れてしまう。

でも、ドアを閉めてくれること自体は良いこと・・・。

どうしたら、長男に「ルールに例外があること」を教えられるのか?と考えてみました。

 

そこで、長男ルールに合わせない時を作りました。

私がドアを開けたときは、私がドアを閉めることにしたのです。

最初の頃、長男は自分がドアを閉められないことに対して、当然、泣いたり怒ったりしていました。

でも、ここでまた長男にさせてしまうと、ますますルールが強化されると思い、冷静に対処することにしたのです。

 

泣き止んだりするまでは、長男の様子をみていました。

最初の頃は、長男がドアを再び開けて、長男が閉めていました。

でも、その後に私もドアを開けて、私が閉めていました。

これを何回か繰り返したり、長男が泣き止んだタイミングを見計らって、「大丈夫だよ」と言って、長男が安心できるように心がけていました。

 

すると長男の中で、次第に「ドアは、誰が閉めてもいいもの」にルールが変更してきたのだと思います。

そのため、私がドアを閉めても、泣いたり怒ったりしなくなりました。

でも、自分が開けたドアは、きちんと閉める。

つまり、「例外があること」を学んでくれたのだと思います。

 

ただ、この対処法は、お母さんがお子さんに対して怒らず、冷静に対応することが大事です。

そのため、この方法は、お母さんに余裕があるときに、試してみてください。

他のことに誘導する

もう1つの方法は、「代案」を提示することです。

例えば、「スーパーに買い物に行くと、子供用カートに必ず乗る」ルールの場合。

 

子供用カートは、台数も限られていますし、年齢制限があります。

そのため、このルールは将来的には、なくさないといけないルールですね。

とは言っても、お子さんが乗れないとわかった時点で、パニックを起こしてしまうかもしれません。

 

そこで、子供用カートではなく、普通のカートに切り替えてみるのはどうでしょうか?

お子さんにカートを押してもらう、もしくは、お母さんと一緒にカートを押すのでもOKです。

 

そして、買い物の最後に、例えば、お子さんの好きなお菓子を買ってあげてください。

また、必ずお子さんを褒めてあげてください。

それにより、お子さんは「カートを押して買い物をすること」が、徐々に「良いこと・楽しいこと」と感じてくれるかもしれません。

 

もちろん、これも最初から、うまくできないかもしれません。

我が家の場合、長男は子供用カートに乗れなくて、泣き出しました。

もしくは、普通のカートにそれほど興味がなくて、いきなり店内を走り出してしまう時もありました。

 

でも、子供がカートに乗れないことで長男が泣いても、私はそれに対して取り合いませんでした。

また、長男が普通のカートに興味がなくても、買い物カゴにいれるお手伝いをしてもらうなど、子供用カートから興味を違うものへとシフトさせていったのです。

そのため、長男は次第にカート自体に固執するわけでもなく、買い物時には、勝手に何処でも行かなくなり、一緒にいてくれるようになりました。

1つのことに固執しなくても、別のことでも「大丈夫」と安心できるようになったのだと思います。

 

お子さんによっては、「乗れない」ことを伝える方法や、代案は様々です。

我が家の方法は、あくまで参考程度にしてください。

ただ、共通して言えるのは、お子さんが泣いたり怒ったりしても、お母さんが怒らずに冷静に対処することが大事だと思います。

まとめ

お子さんの「こだわり」は、すべて悪い場合ではない時もあります。

その時は、「誰がしても大丈夫」、「別のものでも大丈夫」という例外を作る練習をしてみては、いかがでしょうか?

また、お子さんの「こだわり」に対して、決して怒ってはいけません。

お子さんが泣いたり、怒ったりしても、冷静に対処するのが一番です。

 

そのためには、家族間での協力は不可欠になります。

お子さんが、ますます混乱しないために、必ず対処法は統一してください。

 

そして、大事なのは、お子さんが適切な行動ができた場合は、必ず褒めることを忘れないでください。

その積み重ねによって、お子さんも次第に安心感や、自信がついてくると思います。

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