子どもは、自分の思い通りにならないと癇癪を起こすことがあります。
子どもが癇癪を起こしても、親は冷静に対処しなければなりません。
でも「冷静な対処」は、なかなか難しいことです。
我が家では、こんなことがありました。
幼児期の子ども達
我が家の子供達も、幼児期はよく癇癪を起こしていました。
癇癪を起こす理由は、「自分の思い通りにならない」だと思います。
次男は、特に癇癪が激しかったです。
次男は、おもちゃで遊んでいる時に、よく癇癪を起こすことがありました。
長男が遊んでいるおもちゃを、次男はよく取ろうとしていました。
でも長男は、おもちゃを取られないように、ぎゅっとおもちゃを掴みます。
すると、次男はそのおもちゃで遊べないので、
近くにあったおもちゃを、怒りながら長男に投げつけていました。
また、止めに入った私にまで、おもちゃを投げつける始末・・・。
その時に、次男に怒ってしまうことが何度もありました。
でも、怒ることで一時的に癇癪が収まっても、解決するわけではなかったです。
あなたも、同じような経験はありませんか?
どうして冷静に対処する必要があるのか?
子どもの癇癪に対して、こちらが感情的になっても効果はありません。
むしろ、子どもはさらに攻撃的になるかもしれません。
次男も、癇癪を起こして私に怒られた後、
癇癪が収まるわけでもなく、余計に癇癪が激しくなりました。
それには、理由があります。
心理学で、感情は伝染すると言われています。
そのため、相手が自分に対して怒っていると、
相手の感情に影響されやすくなり、自分も怒り口調になってしまうようです。
これが続くと、お互いに怒りが収まらない状況になってしまいます。
小さなお子さんが、怒りの感情をコントロールするのは、なかなか難しいです。
そのため、お母さんが冷静になることで、
お子さんの怒りの感情に巻き込まれないように、踏ん張る必要があります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
「怒り」の感情に巻き込まれない方法
多くの人は、「すぐ感情的になってしまうから、できない」と思うかもしれません。
でも、2つの方法があるので、自分ができそうな方を試してみてください。
深呼吸をする
深呼吸の方法は、10秒間息を吸って、10秒間息を吐くことを3回してください。
人は怒っている状態になると、脳内物質のアドレナリンが分泌されます。
そして、交感神経が優位になると、呼吸や心拍が早くなります。
しかし、深呼吸することで、この交感神経を副交感神経に切り替わることが可能です。
もし、怒りそうな時は、深呼吸を試してみてください。
ゆっくり話す
いつもより、ゆっくり話すことを意識しながら、話をしてください。
怒っている人は、よく早口になりませんか?
これも、脳内物質のアドレナリンによる影響で、怒りの感情は、攻撃的な行動を引き起こします。
そのため、「怒らないように気をつけよう」と思っても、なかなかできないのです。
でも、ゆっくり話すことは、意識的にできます。
すぐに実践は、難しいかもしれません。
1分間でもいいので、試してみてください。
まとめ
お子さんが、癇癪を起こしても、感情的にならないように気をつけてください。
あなたが怒っても、一時的に癇癪が収まるかもしれませんが、解決にはならないからです。
また「感情」は、お互いに伝わりやすいです。
お子さんの怒りの感情に、巻き込まれないように、気をつけてください。
方法としては、「深呼吸」や「ゆっくり話す」があります。
最初から、うまくできないかもしれません。
でも、あなたが冷静になれることで、お子さんの癇癪に対して、適切に行うことができます。
参考にしてみてください。
また、お子さんの癇癪への対処法の記事もあります。
こちらも参考になれば、嬉しいです。
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