うちの子は、突然泣いたり、笑ったりする・・・。どうしたらいいの?

お子さんが、突然泣いたり、笑い出したりすることは、ありませんか?

家にいる時、外出した時・・・。

突然のお子さんの行動に、戸惑うことは多いと思います。

 

では、お子さんのこの行動は、どうして起こるのか?

そのことを知ることで、お子さんのことを知る一歩に繋がるかもしれません。

記憶の仕組み

線と点

あなたは、昨日、こんなことがありました。

  1. 散歩をしていたら、猫と会った。
  2. 猫はとても可愛かった。
  3. 猫が突然走り出したので、何かと思ったら大きな犬がいた。
  4. あなたは、犬にほえられ、ビックリした。

 

では、お聞きします。

「あなたは、昨日何をしていましたか?」

多くの人は、昨日あったことを、順序立てに説明することができると思います。

それは、昨日あった①~④の出来事が、「昨日の出来事」として「線」で繋がっているからです。

 

また、この「線」は別の記憶とも繋がります。

例えば、②の記憶は、「可愛い」という部類で、「この間テレビで見た、パンダの赤ちゃんは、可愛かった」にも繋がり、思い出すことができます。

このように、健常の人の場合、「記憶」は様々な「記憶」と線で繋がっているのです。

 

しかし、自閉症児の中には、記憶が線で繋がれていない子供もいます。

それは、記憶がそれぞれ「点」として、存在しているのです。

 

つまり、先ほどの①~④の出来事が、すべて「昨日の出来事」として繋がっていないのです。

そして、それらは、突然、出現してきます。

その出現した記憶の内容により、笑ったり、泣いたりしてしまうと思います。

これが、自閉症児にある「フラッシュバック」です。

フラッシュバック

あなたのお子さんは、先ほどの①~④の経験をしました。

数日後、突然お子さんが泣き出しました。

ひょっとしたら、④「犬にほえられ、ビックリした」ことを思い出したのかもしれません。

 

記憶力のいい自閉症児は、突然くる出来事を頭の中で、鮮明に再現します。

そのため、犬にほえられた時の恐怖感も、思い出してしまうのです。

だから、突然、泣いてしまうのかもしれませんね。

 

では、こういったときは、どうしたらいいのでしょうか?

フラッシュバックの対処法

泣き出した時

我が家の長男の場合は、落ち着くまで、そっとしておきます。

最初の頃、私は「どうしたの?」「大丈夫?」と言って、長男をそっと抱きしめようとしました。

でも、構われるのが逆に嫌なようで、向こうに行ってしまうのです。

時間が経つと、長男は、いつもの長男に戻りました。

そのため、こういう場合は、そっとしておくのが本人にとっていいのかもしれないと思いました。

 

でも、次男の場合は、そうではありませんでした。

むしろ、声をかけてあげたり、抱きしめてあげる方が、効果的でした。

 

お子さんによっては、テレビのCMなど、「きっかけ」が原因でフラッシュバックする場合もあります。

その場合は、「きっかけ」となるものを、除いてみてください。

例えば、テレビを消してしまうのも手段の一つです。

でも、それによってお子さんが「テレビみていたのに!」という感じで怒るかもしれません。

そのため、お子さんの様子を見ながら、いろいろと試してみてください。

 

ただ、外出先だとそっとしておくわけには、いきませんよね?

人の目もあるし、買い物もできない。

特に、長男タイプだと、なだめたり、無理やり泣き止ますのは、難しいです。

 

そのため、まずはその場から離れて、2人だけで落ち着けるような場所へ移動してください。

例えば、車の中・建物の隅・非常階段・・・

この時、泣き止まないお子さんを、怒らないでください。

お子さんを怒ってしまうと、余計に嫌な記憶として残ってしまいます。

 

外出は、良い時もあれば、悪い時もあります。

「次は大丈夫だよ~」と前向きな気持ちで、また次に繋げていきましょう。

笑い出した時

自宅にいる時に、突然、長男が笑い出したら、私はこう思っています。

「今、とても楽しいことを思い出しているんだな~」

「幸せなんだな~」

そのため、この場合も、しばらく長男の様子をみます。

 

これも、泣き出した時と同じように、時間がたつと笑うのをやめます。

でも、たまに笑いながら、私の方に近づいてくる時があります。

 

思い出した記憶が、「私に関する楽しいこと」かもしれません。

そんな時、私は「どうしたの~?」「何かあったの?」と聞きます。

殆どが答えてくれませんが、顔を近づけたり、私を抱きしめたりします。

「嬉しい」という感情を、私に伝えたいのかもしれませんね。

 

突然、笑い出すことも、外出中でそのままとはいきません。

この場合も、2人だけで落ち着けるような場所に、移動した方がいいと思います。

 

または、お子さんに声を小さくするように、働きかけてみてください。

家での練習が必要になりますが、外出先でお子さんの声を無理なく抑えるのには効果があると思います。

ただ、泣いている場合は、声を小さくする指示は通りにくいので、気をつけてください。

まとめ

子供が突然泣き出してしまうと、親としては心配しますよね。

お子さんによっては、そのままにして欲しい子もいるし、寄り添って欲しい子もいます。

お子さんの様子を見ながら、対処しましょう。

 

また、あなたが、お子さんへの対処法がわかると、次第に気持ちに余裕が生まれます。

すると、他の人に「大丈夫なの?」とか言われても、平気になってきます。

それは、あなたがお子さんのことを、一番理解しているからです。

自信を持っていきましょう。

家事に仕事に子育て・・・。それによるストレスや疑問、不安が募っていませんか?自閉症児を育てていくうえで、何よりも一番重要なことは、あなたが笑顔でいることです。

私達も、様々な困難なことがありました。でも、それを乗り越えることで、いろんなことに気づいたのです。
このレポートは、私達が実体験から得た学びを、1冊にまとめたものです。
この中には、自閉症児の子育てに関する大事な5つの心得が記載されています。
あなたがこのレポートを読み終わったとき、きっと何かヒントを得て、笑顔で過ごせるようになることと思います。

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