パートナーに子供を任せるには?

あなたは、土・日になると、お子さんとどう過ごしていますか?

休日になるとお子さんと過ごす時間が多くなり、イライラしたりすることは、ないでしょうか?

ひょっとすると、ちょっとしたことで、イライラが解消されるかもしれません。

よろしければ、参考にしてください。

ご主人に手伝ってもらおう!

我が家の休日ですが、買い物等にでかけることもありますが、比較的家で過ごすことも多いです。

家で過ごす場合は、一緒にテレビや映画を観たり、遊んだりもします。

しかし、「お母さん」は、土・日も休まず、炊事・洗濯・・・家事に忙しいですよね。

たまにはゆっくりテレビでも・・・と思っても、時間もなかなか作れません。

あなただったら、どうしますか?

 

きっと、ご主人に「子供達と遊んできて」とお願いすると思います。

でも、あなたはご主人から、こう言われたときはありませんか?

「子供にどう接したらいいのか、わからないから無理だよ」

こう言われると、あなたはご主人に頼むのを諦めるしかありません。

それに、ご主人が何もしないことに腹が立ったりして、結局は自分が全部してしまいますよね。

そんな毎日が続くと、子供達の何気ない行動や言動でイライラしてしまい、子供達やご主人に対しても、怒ってしまいます。

家事や子供達の世話で、せっかくのあなたの休日もなくなってしまいます。

これでは、あなた一人で育児をする「ワンオペ育児」ですよね。

ご主人に任せるコツとは?

子供が自閉症児と診断されると、お父さんの反応はいろいろあると思います。

子供にどう接すればいいのだろう?

おそらく、子供との接し方に不安を感じているお父さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

あなたもご存知のように、自閉症児だからといって特別な接し方が必要、というものではありません。

ご主人が好きなことを子供もさせてみる

あなたのご主人は、何が好きですか?

我が家のパパは、昔から釣りが好きです。

最近は、魚を捌いて料理することに熱中しています。

そのためか、釣りに子供達を連れて行くことが多くなりました。

私はあまり釣りには興味がないのですが、パパが主導でどこか行く時は、結構いろいろしてくれるので、私はのんびりすることができます。

例えば、釣りに行ったら、港などの釣り場で、竿のセッティングから、エサをつけたり、釣れたときの後始末・・・などなど、全部やってくれます。

最近では、プチキャンプみたいに、釣り場でお湯を沸かしてカップラーメンを食べたりして、楽しく過ごしました。

 

自分が好きなことに、子供達が喜んだりしてくれると、自分も嬉しくなったりしませんか?

子供達が嬉しそうに魚を釣り上げたりしているのを見て、主人はとても嬉しそうでした。

魚がつれなくて子供達がつまらなそうにしていら、次回はどうしたらいいか?と知恵を絞っています。

 

試行錯誤をしていくと、子供達がどんなことに興味があるか?そしてどう接すればいいのか?等が、分かってきます。

そして、自然と子供達との距離が近くなってくるのを、感じるでしょう。

子供を知ってもらうチャンス

ご主人と子供達が一緒に過ごす時間が増えてくると、子供達のことを知ってもらうチャンスが増えます。

それによって、子供達のいい面だけではなく、悪い面もわかってもらえるます。

 

平日、仕事で帰りが遅いご主人は、子供の様子はほとんど、お母さんから聞くことになります。

それに、平日だとご主人と子供が過ごす時間は、少しだけです。

ですから、ご主人の休日には、できるだけご主人と子供がゆっくり遊べるよう、時間を確保した方が良いです。

また、子供の気を付ける点等も、実際に夫婦で共有できるため、いざと言うときにあなた一人で対処しなくても、済むようになります。

例えば、我が家だったら、迷子・道路飛び出し対策として、次男・私、長男・パパでペアを組んで応対していました。

もし、パパが協力してくれなかったら、私一人で2人を対処しなければなりませんから、出掛けるのも大変だったと思います。

 

また、子供の気を付ける点を知ってもらうことで、どう対処すればいいのか、よく話し合うこともできます。

子供のいい面や悪い面を知ってもらうことで、普段、あなたが一人でとても頑張っていることが分かってもらえます。

きっと、あなたの心の負担も軽くなるでしょう。

多少のことは目をつぶる

子供達とご主人だけで出掛けた場合、思わぬことが多々あると思います。

我が家の場合ですと、一緒に買い物に行って帰ってくると、頼んだ以外の主人が欲しそうなものや、子供達がねだった菓子類が買い物袋にドッサリと・・・。

近くの公園へ遊びに行ったら、服と靴が泥だらけ・・・。

ちょっと怒りそうになります・・・。

でも、「も~、次は気をつけてね」と言うだけに、心がけています。

本当は、「頼んだもの以外、買ってこないでよ」とか「泥だらけにして・・・。ちゃんと見ていたの?」と言いたくなります。

でも、あまり言い過ぎてしまうと、次も子供達を連れて行ってくれなくなるかもしれません。

 

私も以前、言いすぎてしまうときがありました。

パパが子供を連れて、アスレチックがいろいろある公園に遊びに行ってくれた時のことです。

子供達が、遊びに夢中になりすぎて、2人とも浅い池に落ちたのです。

そのため、ずぶ濡れになって帰ってきました。

パパとしては笑い話で、子供達は怪我もなく、むしろ面白かったようです。

でも、私はパパの話も聞かないで、怒ってしまいました。

すると、パパは

「そんなに怒ることか?・・・もういいよ。」

と、呆れ顔になり、しばらくは子供達と出掛けることもありませんでした。

子供の身に危険があるなど、余程のこと以外は、軽く一言だけで終えるように、気をつけましょう。

パートナーによる子供の成長

パートナーに子供を任せることで、あなたが知らなかったことが分かるかもしれません。

先日、私は体調を崩して寝ていました。

そのため、パパに夕飯を任せることになりました。

夕飯の時間になると、食卓にはカレーライスとサラダが置かれていました。

すると、次男が満面の笑みで、

「おてつだい、したよ!」

と、言ってくれました。

 

どうやら、夕食に必要な食器を出してくれたり、サラダを盛り付けたり、カレーをよそってくれたり、いろいろとお手伝いをしてくれたのです。

私は、次男がここまでやれるとは思わなかったので、すごくビックリしました。

私は、パパよりも次男と接している時間が多いので、次男ができることはここまでだと、ついつい思い込んでいました。

でも、パパは次男が「おてつだいしたい!」と言ってきたので、試しにいろいろとさせてみたところ、決して上手ではないけれど、次男は、ちゃんとお手伝いが、できたのでした。

 

子供達は日々成長しています。

パートナーの関わりがあれば、子供のいろいろな面が刺激されて、さらに成長を促すかもしれません。

子育てはあなた一人だけがするものではありません、周囲の協力が必要です。

確かに、子育てに不慣れなパートナーに任せるのは、不安かもしれません。

でも、お互いに楽しく子育てするためにも、思い切って任せてみてはどうでしょうか?

 

先日、我が家のパパが、ブリ1本購入しました。

子供達にブリを見せてあげたいし、食べさせてあげたいとのことでした。

内心、「買うんだ・・・(苦笑)」と思いましたが、自分で買うところを調べたり、捌き方を練習していたので、「まぁ、いいか」と思いました。

その様子を動画に撮りましたので、よろしければご覧下さい。

 

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2児の自閉症児を育ててわかった、子育てに必要な7つのステップ
この本の中には、これまで私達が体験してきたいろいろなエピソードを基に、私達が感じた不安や、不安を感じつつも、やってきて良かったと思ったこと、そして、自閉症の子供を健やかに育てるために、幼児期から気を付ける7つのことが書かれています。
かつての私達と同じように、将来に対する不安を抱えているお母さんや、お子さんに診断が出て戸惑っているお母さん、不安になっているお母さん達の心の負担がきっと軽くなるでしょう。

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