我が家の自閉症児が、長期休校中に家で穏やかに過ごすためにしている5つのこと

2020年3月上旬。

コロナウイルスの影響で、子供達が通う小学校はそれぞれ休校となり、そのまま春休みに入ることが決定しました。

そして、いつも利用していた放課後デイサービスは、両親とも仕事をしている・やむを得ない事情がある場合のみ、短時間の利用OKとなったのです。

私は自宅で仕事をしているので、子供達はデイサービスを利用することは難しく、子供達は家で過ごすことになりました。

 

いつもの休日とは違い、今回は長いお休みです。

もしかしたら、コロナウイルスの影響で、もっと長期になるかもしれないと思い、子供達が家で穏やかに過ごせれるようなことを考えました。

参考になれば、幸いです。

我が家が取り組んでいること

我が家が取り組んでいるのは、主に5つです。

早寝早起きをすること

平日は、なるべく朝6時起床・夜9時就寝になるように、心がけています。

理由としては、学校が始まったとき、ちゃんと朝起きれるようにするためです。

そして、長期休校になったあと、長男の寝つきが悪くなってきたからです。

 

長男は、4月より特別支援学校の6年生になります。

低学年の頃よりも体力があるので、体をあまり動かさないと、なかなか寝てくれません。

でも、ずっと起きていると、睡眠に影響するかもしれないと思い、寝なくても夜9時頃には、布団の中に入ってもらっています。

それでも、なかなか寝てくれない日があるのですが、一時期のことだと思って、長男が寝てくれないことに焦ったり、怒ったりしないように気をつけています。

少しでも運動をすること

子供達は学校の体育の授業以外に、体を動かしたりすることが大好きです。

今回の学校休校で、運動量はかなり減るだろうと思いました。

そこで、少しでも運動することを取り入れることにしました。

 

まず朝の日課として、3人でラジオ体操第一・第二をすることを決めました。

YouTubeにNHKのチャンネルがあるので、それを使って一緒にラジオ体操をしています。

 

あとは、晴れた日は家の外で、縄跳びをしたり、昼食やお菓子を買いに近くのお店へ歩いて行ったりして、体を動かしています。

雨の日は家の中で、スクワットや腹筋などのストレッチや、バランスボールを使って運動しています。

 

ちょっと汗をかくぐらい体を動かせた日は、子供達の寝つきはいいですし、ストレス発散にもなっていると思います。

子供達に合わせた学習の時間を作ること

学習の時間は、朝と夕方にだいたい1時間ぐらい設け、勉強に切り替えやすいように、朝はラジオ体操をしてから、夕方はおやつを食べてからとしました。

今回の休校で、子供達の学習への取り組みが大変でした。

 

次男は、最初学校の授業で、できなかったドリルの続きをやってもらいましたが、算数は答えが明確なのでいいのですが、国語は大変でした。

特に、文章問題で、主人公になったつもりで答えるところや、自分の意見を答える問題が苦手で、それを教えるのに苦労しましたね。

 

長男の通う特別支援学校では、特に国語や算数の授業はありません。

でも、私達は長男に、成人までに必要な学習の知識を身につけて欲しかったので、4年生から少しずつ学習を進めてもらいました。

 

それでも、学習の量が少ないと感じたので、宿題を出してもらったり、家でもKUMON(公文)のドリルを使って、学習を進めてきたのです。

なので、長男に関しては、家での学習を独自でやってきたので、学校休校が決まったとき、「何をすればいいの?」と困ることはありませんでした。

また、学校の休校が決まった翌週に、先生が学習のプリントを多めに用意してくれたので、それも取り組みに入れました。

 

子供達の学習の様子を見ていると、「ここが、苦手なんだ。」とか「ここは、もう少しじっくりやった方がいいかもしれない。」など、それぞれの課題を把握することができました。

今は、それぞれに合わせたドリルを購入し、苦手なところを繰り返したり、復習したりしてもらっています。

 

子供達に勉強を教えるときは、「どうしてできないの?」ではなく、「どうしたらできるのか?」という気持ちでするように気をつけています。

私が子供達ができないことで、イライラしたり怒ったりすると、子供達はヤル気をなくすか、強張って考えることができなくなるからです。

なので、子供達がうまくできないときは、ヒントを少しずつ出してあげたり、1問一緒にやってから次の問題は一人でやってもらったりなど、子供達をサポートするように心がけています。

うまくできたときは、いつも「すごいね!」とグータッチをしているので、お互いにできたときの嬉しさを分かち合っています。

ちょっと難しいお手伝いをしてもらうこと

我が家では、普段からお手伝いをお願いしていますが、ここ最近は時間がなくて、新しいお手伝いにチャレンジできていませんでした。

そこで、時間がある今、新しいお手伝いにチャレンジしてもらうことになりました。

 

もちろん、最初はうまくいきません。

お皿洗いだと洗剤をつけすぎたり、泡がまだついているのに水切りカゴに入れたり・・・。

でも、いつもの慌しい平日ではないので、私がやってしまうのではなく、最後まで子供達にやってもらうことができました。

いつもより時間に余裕があると、じっくり取り組むことができるのでよかったです。

 

また子供達にとっても、お手伝いは嬉しいようでした。

それは、我が家では「お手伝い5回したら、マインクラフトゲームができる」というルールがあるからです。

お手伝いをお願いされるほど、大好きなゲームができる機会は多いです。

 

最近では、どちらがお手伝いをするのか、ジャンケンをして決めるほど、お手伝いを奪い合うほどなので嬉しいですね。

できる範囲で楽しいことを取り入れること

我が家はできる範囲で、子供達が喜んでくれることを取り入れています。

  • お昼ご飯をたまにテイクアウトで、子供達が食べたいもの(ハンバーガーなど)にする。
  • 金曜日にある「金曜ロードSHOW」で、好きな映画が放送されるときは、夜更かしOK。
  • 週末は、子供達が食べたいものを作る。(お寿司・たこ焼き・餃子・ホットケーキなど)
  • 好きなことをじっくりできる時間を作ってあげる。(最近ハマっているプラモデルやゲームなど)
  • パパがゆっくりいる週末だけは、いつもよりゲームの時間が長くできる。 等。

 

毎日同じような日が続くと退屈になりやすいし、子供達にとって楽しいことを取り入れることで、生活のメリハリがつくと思いました。

でも、何でも希望を取り入れるのはキリがないし、金銭的にも大変なので、私達ができる範囲で、子供達の興味があることを中心にしたのです。

 

子供達が楽しんでいる姿を見ていると、私達も元気になれます。

また、子供達が夢中になっている時間を使って、私達はゆっくりしたりして、気分転換をしています。

お互いにWIN-WINな時間を、過ごすことができていると思います。

気をつけていること

我が家の子供達は、学校休校が決まったあと、特に普段とは変わった様子はありませんでした。

「あまり気にしていないのかな・・・?」と思いましたが、それは表面上のことであって、胸の内はどうなのかはわかりません。

なので、次のことに気をつけています。

親が主導権を持ちつつ、子供に寄り添うこと

学習の時間のあとは、それぞれ好きなことをしてもらっています。

長男は主にipadで、ゲームやYouTube。

次男は主にSWITCHでゲーム。

 

学習のあとなので、好きなだけそれらをさせてもいいのですが、時間を設けることにしました。

ゲームなどを長時間することで、目が悪くなってしまうかもしれないし、過集中することで、楽しむどころか疲れてしまうかもしれないからです。

いつもは、我が家では好きなことができる時間をいつもは30分ぐらいにしていますが、30分だけだと物足りないかなと思い、時間を30分から1時間の範囲に広げることにしました。

 

また、各々好きなことを始める前に、終わる時間を決めてもらい、時間になったら終了としています。

子供達が、いつまでするのかを自分で決めているので、時間になったとき折り合いがつきやすいです。

 

ただ、動画やゲームだと、なかなか切りのいいところで、終われないかもしれません。

そのときは子供達の様子をみつつ、もうしばらくさせるかどうかを、親の方で決めています。

 

今のところは、私達が主導権を持ちながら、子供の気持ちも汲んでいるので、穏やかにすごすことができていると思います。

1日の流れを作って、習慣になるように継続すること

長期休校が始まった頃から、1日をどう過ごそうか考えました。

我が家の場合、時間割のようにきっちりスケジュールを組むよりは、ゆる~くした方が子供達に合っていると思いました。

 

そこで、1日の流れだけを決めて、あとはその時々で決めればいいと思い、次のようにしました。

【平日の子供達の流れ】

  1. 6時ごろに起床。
  2. 起床後、朝食・歯磨き・洗顔・着替え。
  3. 8時半ごろからラジオ体操をしてから、朝の学習時間。
  4. 朝の学習時間終了後、好きなことができる時間。
  5. 昼食のあとは、自由時間。
  6. 2時半ごろから、運動の時間。
  7. 運動の時間終了後、おやつの時間。
  8. おやつの時間後、夕方の学習の時間。
  9. 夕方の学習時間終了後、好きなことができる時間。
  10. 夕食のあと、着替えてから自由時間。
  11. 9時頃に歯磨き・就寝

 

自由時間は、特に何をするか決めていませんが、子供達は絵を描いたり、レゴで遊んだり、テレビを見たりして過ごしています。

我が家の子供達は、家で過ごす余暇が充実しているおかげで、自分で次は何をしようか判断できているので助かっています。

 

平日は上記のスケジュールに沿って行動していますが、土日祝日は、特に決めていません。

子供達は、平日このスケジュールで頑張ってくれているので、土日祝日ぐらいはゆっくり家で過ごして欲しいと思ったからです。

でも、子供達が宿題したいと言えば、学習に付き合ってあげるなど、子供達からやりたいことの要求があれば、親ができる範囲で尊重するようにしています。

 

平日はスケジュールに沿って、土日祝日は自由に過ごすという、メリハリのある一週間を繰り返してきたおかげで、今はこの生活に馴染むことができたと思います。

学校休校が、さらに延長したけど・・・

ゴールデンウィーク中に、次男が通う小学校は、さらに休校が延長となりました。

長男が通う特別支援学校は、5/8から分散登校となりましたが、休むことにしました。

理由としては、授業時間が8:30~10:30と短すぎるのと、まだまだコロナウィルスに対して油断できないと思ったからです。

幸いにも、休んでも欠席扱いにならないので、よかったです。

 

子供達は、今のところ休校が長引くことで、パニックを起こしたり、癇癪が激しくなることはありません。

長男が、たまに家の中でピョンピョン跳ねたり、感覚遊びのようなことをするときはありますが、割と落ち着いています。

あとは、普段のときよりも長く一緒に過ごすので、たまに兄弟ケンカをするときはありますが、仲よく過ごしているのが私としては嬉しいです。

 

いつまで学校が休校になるかは、わかりません。

私達が住んでいる地域では、ここのところ新規の感染者はでていないようなので、このままの状況であれば、おそらく6月から学校再開となると思います。

ただ、まだ確定とは言えないので、まだまだ心配です。

でも、学校休校が始まって約2か月以上経ちましたが、いつもと変わらない子供達を見ていると、この生活スタイルを続けてきたことが良かったのだと思います。

参考になれば、幸いです。

 

今はどのお母さんも、この大変な時期を無事に乗り切るために、気を張っているので、いつもより体も心も疲れやすくなっていると思います。

なかなか忙しくて、自分だけの時間が持ちにくいと思いますが、少しの時間でも自分の好きなことに没頭したりすることで、気分転換に繋がります。

どうか無理をせず、自分を労わってください。

 

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あなたからのメール、いつでもお待ちしております。

家事に仕事に子育て・・・。それによるストレスや疑問、不安が募っていませんか?自閉症児を育てていくうえで、何よりも一番重要なことは、あなたが笑顔でいることです。

私達も、様々な困難なことがありました。でも、それを乗り越えることで、いろんなことに気づいたのです。
このレポートは、私達が実体験から得た学びを、1冊にまとめたものです。
この中には、自閉症児の子育てに関する大事な5つの心得が記載されています。
あなたがこのレポートを読み終わったとき、きっと何かヒントを得て、笑顔で過ごせるようになることと思います。

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