我が家の次男は、現在、集団登校で小学校に通っています。
ただ、できるようになるまで、いろんなことがありました。
参考になれば、幸いです。
小学校入学ごろの次男は?
小学校入学ごろ、次男は元気がいいのですが、とにかく落ち着きがなかったです。
そのうえ、気になるものが視界に入ると、人がいようが、車がいようが、周囲を気にせず突進していくので、止めるのが大変でした。
次男を小学校1年生から、集団登校に参加させることを考えていたのですが、この状態では危ないのと、次男のせいで、他のお子さんが危険にならないか心配でした。
それに、班長さんに次男のことをお願いしても、次男が班長さんの指示に従うのか不安だったのと、班長さんに迷惑をかけてしまうのは、よくないと思ったのです。
なので、1年生の間は、集団登校に参加せず、私が毎日学校まで送迎をしていました。
そして、1年生がもうすぐ終わる3月頃。
学校生活にも慣れ、少しずつ行動に落ち着きが出てくるようになってきたので、集団登校に加入する前に、まずは私と一緒に歩いて学校まで登校することを始めました。
一緒に歩く中で、信号など次男にとって「気をつけないといけないところ」は、一緒に確認して登校の練習をしました。
これを毎日続け、歩いての登校に慣れた頃、特別支援学級の担任の先生に相談し、私がしばらく次男に付き添うという条件で、2年生の春頃から集団登校できるようになったのです。
付き添いありで集団登校開始!
2年生の春頃から、集団登校開始となった次男。
私が付き添うということもあり、集団登校初日、次男は普段通りでした。
初めての集団登校
集団登校初日。
集合場所には、班長さんが待っていました。
次男が今日から集団登校に参加することを、特別支援学級の担任の先生から伝わっていたと思いますが、あらためて「今日からよろしくお願いします」と挨拶をしました。
このときの班メンバーは、次男をいれて5人で、次男は一番年下でした。
全員が集まったので、学校へ登校することになり、次男は班長さんの後ろを歩くことに。
私は、次男がある程度慣れるまで、次男の横を歩いてサポートをしていました。
- 次男がよそ見をして、班長さんとの距離が開いたときは、前を見るように声掛けをする。
- 横断歩道で、歩行者用の信号を見て、渡っていいかどうか聞く。
- 列からはみ出して歩いたときは、列に戻るように声掛けをする。
最初の頃は、列からはみ出したり、班長さんを追い抜いて行こうとしたり、散歩中の犬の方について行こうとしたりするので、それをフォローしていくのが大変でした。
でも、毎日の積み重ねのおかげか、少しずつですが、列に並んで歩くことができたり、気になるものがあっても、班長さんについていくことができるようになってきました。
次男が集団登校を始めて約3ヶ月。
その頃には、私は集団登校班の一番後ろから次男のことを見守っていました。
イレギュラーなときもあるけど
次男が集団登校を始めて、毎日同じメンバーで登校していましたが、たまにイレギュラーなときがありました。
次男の登校班は、いつもは5名で登校ですが、本当は全員で7名です。
でも、2名については、いつもは保護者の方が学校まで送迎をされているのか、普段は一緒に登校していません。
1名は次男よりも年上の子(4年生?)で、もう1名は次男よりも年下の子(1年生)でした。
なので、その2名と一緒に初めて登校することになったとき、次男は少し混乱しました。
というのは、いつもは次男が班長さんのすぐ後ろを歩くのですが、年下の子が参加することで、その子の後ろに並ばないといけないからです。
次男は、いつもと違う状況に不安になったのか、「(この子は)どうして前にいるの?」「なんでいるの?」と、思ったことを口に出していました。
でも、「この子は1年生だから、今日はこの子の後ろに並んで歩くこと」を伝えると、やや納得してくれたようで、そのまま登校してくれました。
他には、登校班の子達がお休みをしたとき、困ったことがありました。
次男の登校班は、普段のメンバー5名ですが、次男を含め男子2名、女子3名で構成されています。
なので、男子が1名休みとなると、登校班は女子だけになるので、次男はそれが照れくさいのか、「学校行きたくない」と言うときがあったのです。
とは言っても、それが理由で行かないわけもいかないので、「大丈夫だよ。一緒に行こう。」と励ましたりして、何とか登校してくれました。
次男は、普段のメンバーに慣れているので、いつもとは違う状況になると不安になるのかもしれません。
でも、これまでできている経験が積み重なったおかげで、多少ぐずってしまうこともありますが、次男は頑張ったと思います。
集団登校を始めて約半年。
私は登校班の列の一番後ろではなく、道を挟んで反対側の歩道を歩いて、次男を見守っていました。
次男は、最初の頃よりも、きちんと列に並んで登校できるようになりました。
たまに、よそ見をして班長さんとの距離がでるときもありますが、次男が自分で気づいて前に進んだり、次男の後ろの子がそれに気づかせてくれたりなど、周りのサポートがあって、集団登校は順調でした。
特別支援学級の担任の先生にそのことを話し、私の付き添いなしでも登校することが可能だと思うことを伝えました。
そして、ついに先生から「付き添いなしでの登校OK」が出たのです。
私だけでなく、次男も主人も嬉しかったです。
でも、それから2週間後。
事態が一変する出来事がありました。
その出来事は、後編に続きます。
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