特別支援学校小学部の修学旅行の事前学習と家でやってみたこと

2019年11月上旬。

長男は、1泊2日の修学旅行に行ってきました。

今回は、長男が通う特別支援学校であった、修学旅行の事前学習についてや、気づいたことなどまとめてみました。

学校での事前学習

修学旅行の事前学習は、出発の1か月前から始まりました。

学校の施設を利用したお風呂学習

長男が通う特別支援学校には、敷地内に学生寮があります。

学生寮には、お風呂が完備されているので、それを利用しての「お風呂学習」がありました。

 

学習当日、自宅から、下記のものを持っていきました。

  • バスタオル
  • 替えの下着の上下
  • ボディタオル
  • ビニール袋(着替えたもの・タオルなどをいれるため)

お風呂前には、先生から手順などの説明があるようです。

そして、実際にお風呂に入ったり、髪の毛や体を洗う練習をします。

 

その後は、しばらく自由にお風呂に入り、それからお風呂から上がったあと、体を拭いたり、髪の毛を乾かすことを練習したそうです。

学校の施設を利用しての練習は、有難いですね。

持っていく荷物を使っての事前学習

今回の修学旅行で持っていく荷物は、下記の通りです。

【リュックサック】

  • ハンカチ 1枚
  • ポケットティッシュ 2個
  • ビニール袋 1枚 (※スーパーの袋程度の大きさ)
  • 帽子付き雨がっぱ(※屋外で雨が降っても活動できるように)
  • 財布
  • ペットボトルお茶 1本

 

【大きいサイズのカバン】 ※持ち物やお土産が入るゆとりあるもの

  • 着替え 1組以上
  • ジャンパーなど、はおり物(※当日着用でもOK)
  • 下着(シャツ・パンツを各1枚 必要に応じて2枚以上)
  • 靴下 2組以上
  • タオル 1枚(※洗面用)
  • 洗面用具(歯ブラシ・コップ・くしなど)
  • ハンカチ、ポケットティッシュ(予備)

 

【入浴グッズ】 ※まとめて袋に入れる

  • 下着(シャツ・パンツを各1枚)
  • パジャマ
  • 体を洗うタオル(※個人の物が必要な人のみ)
  • ビニール袋 1枚(※スーパーの袋程度の大きさ・脱いだ服などを入れるため)

※入浴タオル・バスタオルは、旅館のを使用。

【その他】

  • 児童に応じて必要なもの
  • 常備薬(投薬依頼書を記入の上、1~2回多めに薬を持参)

 

【その他】の「児童に応じて必要なもの」は、我が家の長男の場合、愛用の「カエルタオル」が必要かなと思いました。

以前、家族でキャンプに行ったとき、うっかりカエルタオルを忘れてしまった長男。

その日は、初めてのテント泊ということもあり、安心できるものもなかったので、夜中の0時頃までなかなか寝れませんでした。

なので、1泊以上の旅行の際には、カエルタオルを持っていくようにしています。

 

でも、昨年の1泊2日の宿泊学習で、長男はカエルタオルがなくても就寝することができたのです。

その時も、万が一でタオルを先生に託しましたが、使用することなく大丈夫でした。

そこで、今回の修学旅行も同じように試みることにし、担任の先生には「万が一のときだけに・・・」と、本人には内緒で、先生にお願いしました。

 

修学旅行の1週間前に、【リュックサック】に入れる中身と、【大きいサイズのカバン】・【入浴グッズ】などを持参しました。

学校では、用意した荷物を使って、先生と一緒に持ち物チェック表を使って、荷物の確認をしたようです。

日程表を作っての事前学習

修学旅行の出発前に、長男は学校で「修学旅行のしおり」を作成しました。

  • 1日目、2日目の日程
  • バスの座席表
  • 活動班のメンバー
  • 1日目宿泊の部屋割り
  • 宿泊での食事場所・食事内容
  • お土産の内容 など

出発の3日前に作成したしおりを持って帰ってきたので、中を見たところ、ほとんどが、写真やイラストばかり貼ってありました。

おそらく、写真やイラストがある方が、子供がイメージしやすいという配慮なのかもしれません。

 

日程表の内容は、長男の字で書かれていました。

長男は、自分で文章を考えて書くのは難しいですが、先生が書いたお手本を見ながら、書くことができます。

少し残念だったのは、全部ひらがなで書かれていたことでした。

長男は、家で漢字の練習をしています。

なので、簡単な漢字でもいいから、練習していることを活かしてほしかったなと思いました。

 

修学旅行のしおりを見ながら、長男に「お昼何食べるの?」「動物園は、何が楽しみ?」など、聞きました。

長男との会話は、まだオウム返しが多いですが、自分で作成した日程表を見ながらなので、「スパゲッティ」「ライオン」など、答えてくれました。

 

私や主人からの質問に、嬉しそうに答える長男。

修学旅行が本当に楽しみなんだなぁと思いました。

我が家で修学旅行前にしたこと

修学旅行の出発前に、我が家で取り組んだことがあります。

使いこなせるように練習する

これまで、長男には、ちゃんとした財布はありませんでした。

なぜなら、学校で買い物学習はあったのですが、財布は学校側が用意した透明のケースでしたし、

自宅で長男が使用している財布は、がま口財布で、小銭専用だったからです。

 

今回は、1・2日目の昼食、飲料、お土産などを購入するのに、1,000円札を使用します。

そのため、お札が入るような大き目な財布が必要でした。

 

長男が、なるべくお札の出し入れがしやすく、小銭も入れやすいものを選び、修学旅行まであまり日数がありませんでしたが、

買い物に行くたびに、長男に自分の好きなものを自分で買う練習をさせました。

最初は、ファスナーの開け閉めに手間取ったりしていましたが、回数をこなしていくうちに、少しスムーズにできるようになりました。

荷造りを一緒にする

学校で荷物の確認を先生と一緒にすると思いましたが、その前に家での荷造りを私と一緒にしようと思いました。

テーブルの上に、用意するものを並べ、学校から配布された持ち物チェック表と照らし合わせ、長男に荷物をカバンの中に入れてもらい、チェックをしてもらいました。

自分ですることで、どこに何を入れたのか、把握しやすいと思いました。

 

また、どの服や靴下を持っていくのか、私が選ぶのではなく、本人に選択させました。

本人に選択させることで、自分で用意しているという意識にもなるし、修学旅行のイベントに対して、ワクワク感が出るかなと思いました。

実際に、入浴グッズの「体を洗うタオル」ですが、私は不要だと思っていまいたが、本人は持っていきたかったようで、本人の意向を汲みとることができてよかったです。

入浴のおさらい

長男は、一応、自分で体や髪の毛など洗うことができます。

ただ、ここのところ次男と2人でお風呂に入っているので、最近の様子はわかりませんでした。

そこで、主人にお願いして、久々に一緒にお風呂に入ってもらい、長男の洗い方などチェックしてもらいました。

 

主人のチェックによると、きちんと洗えていることと、お風呂で使ったものをきちんとしまえているとのこと。

自分でお風呂に入るという練習を積み重ねてきたことが、ちゃんと今に活かされているなぁと実感しましたね。

修学旅行当日

いつもより早い時間に登校でしたが、前日に家を早く出ることを伝えてあったので、スムーズに出発することができました。

学校到着し、担任の先生に長男の健康状態を伝え、内緒で持ってきたカエルタオルを渡しました。

時間があったので、バスを見送ることに。

 

学校で修学旅行の出発式が終わった後、いよいよみんなバスに乗ることになりました。

玄関から出てくる長男。

「いってらっしゃい~」

と私が長男に言うと、長男は

「いってきます!」

と、笑顔で返事をしてくれました。

その姿を見て、私は少し目が潤んでしまいました。

子供が、自分の手から少しずつ離れていくのは、嬉しいけど、寂しいですね。

だけど、こうやって子供が自立へと向かっているのだから、見守ることが大事なんだなぁとしみじみ思いました。

修学旅行から帰ってきた長男は?

長男が通う特別支援学校の修学旅行は、時間に余裕を持ってスケジュールを組んでいました。

そのため、予定していた時刻より、30分以上早く学校に到着。

 

修学旅行の解散式が終わり、私は長男の元へ。

長男は、修学旅行がとても楽しかったのか、ニコニコしていました。

長男の担任の先生から、長男の様子について教えてもらいました。

  • 普段と変わらずに過ごせていたこと。
  • 同じグループの子たちと、一緒に行動できたこと。
  • 遊園地にて、自分が乗りたくないものは、「乗らない」と意思表示したこと。
  • 他の子たちが、乗り物に乗っている間、先生と一緒に待つことができたこと。
  • お土産をよく見て選んでいたこと。
  • なかなか寝付けず、22:30頃に寝たが、カエルタオルは使用しなかった。

全体的に見て、パニックなどもなく、終始笑顔で修学旅行を楽しんでいたようです。

修学旅行のしおりに、担任の先生が、2日間の長男の様子をびっしり書いてありました。

細かいことまで書いていただけたので、ありがたかったです。

内容を読んでみたところ、本当に充実した修学旅行だったと思います。

 

長男が、修学旅行を楽しむことができたのは、もちろん先生方のサポートがあったからかもしれませんが、

長男ができることを積み重ねてきたことや、お出かけや旅行などの経験があったからだと思います。

だから、初めて行く修学旅行先でも、不安になることもなく、楽しめたのでしょう。

 

自閉症の子供にとって、初めてのことをするのには、私達が想像している以上に大変です。

でも、不安を乗り越える自信や経験があって、その先にあるワクワク感がわかると、少しのサポートで、初めてのことでも楽しめることができると思います。

家事に仕事に子育て・・・。それによるストレスや疑問、不安が募っていませんか?自閉症児を育てていくうえで、何よりも一番重要なことは、あなたが笑顔でいることです。

私達も、様々な困難なことがありました。でも、それを乗り越えることで、いろんなことに気づいたのです。
このレポートは、私達が実体験から得た学びを、1冊にまとめたものです。
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